陶芸教室に通い始めて2ヶ月。3回目の受講から季節物の雛人形作りに挑戦しはじめました。作りたい人形の形を決めて、先生に作り方の指導を受けながらなんとかイメージどおりの形にできました。最初はどんな形になろうともできれば御の字だと思っていたけれど、焼き上がった作品は予想以上の出来映え。仕上げにお化粧を施して完成。型をとったり細かな作業も多かったけれど、初心者の私でもかわいいお雛様が作れちゃいました!
雛人形が焼き上がりました
「naokoさん、雛人形、窯出しして、出来上がったわよ~。今日、持って帰れるからね!」と先生が声をかけてくださいました。そこには愛おしい私の作った一対の雛人形が。わ~!なかなか渋い色に出たけど、それがかえっていい感じ♪
すると先生が「ちょっと釉薬(ゆうやく)をかけすぎちゃって、土の色がきれいに出なかったけど、ま、今回はね」とおっしゃるのですが、私には土の色がきれいに出ていないという意味がよくわからない。そんな私を見て先生が、サンプルのお雛様のところへ私を連れて行ってくれて説明してくださいました。「もう少し釉薬を薄く吹きかけると、こんなふうに土の色がきれいに出るんだよね」と、説明してくださりようやく納得。なるほどね~。こうして覚えていくんですねぇ。
金のペイント調合
「お雛様、今日、金で冠(かんむり)とか扇(おうぎ)、お化粧する?どうする?」と先生。「はい!したいです」ということで、最後の仕上げにお雛様に金のアクセントを付けることになりました。本焼きしてからでもこうして金を入れることができるんだな。すると先生が「食器とかには使用できない塗料なのよ。お人形さんとか置物とかに使うものなの」と教えてくれました。
金一色だと、オレンジ色のようなあまりにも明るい金なので、もう少し落ち着かせたかったら、ほんの少し黒を混ぜるとちがった金色ができると、その場で塗料を調合して見せてくださいました。その金色が渋めのお雛様に似合うので、そのまま使わせていただくことにしました。
冠と扇に金の化粧を施す
「好きな部分を竹串を使って金を入れてごらんなさい。どうぞ」冠全体を金にするとちょっと派手になりすぎちゃうかもしれないなぁ。そこで、はじめは丸い玉の部分だけ金を入れてみました。うん、なかなかいいかも。次は扇。これも全部金だと金の分量が多くなりすぎるので縁に金をぐるっと細めに入れてみたら、思った以上に素敵になりました。
華やかになりました
扇を金で縁取りをしたあと、もう少しだけ遊び心でラインを模様にしてみたら、また少しおしゃれに変わります。金のペイントはなかなか楽しくて、もっとどんどん塗りたくなってしまいますが、その気持をグッとおさえてもうこれで完成としよう。うん、遠目に見てもいい感じ。すると先生が「おー、良くなったじゃな~い」しばらくして先生がまた「この扇、いいわねぇ。私も真似させてもらっちゃおうかな(笑)」と言ってくださった時は嬉しかったな~。
持ち帰って家の玄関に飾りました
帰るころ、先生が新聞紙で丁寧にお雛様とお内裏様を巻いて箱に詰めて紙の手提げに入れて私に渡してくださいさいました。赤のフェルトを敷くと豪華に見えるからと、それも一緒に渡してくださり、至れり尽くせり。ありがたかったです。
家に帰りさっそく玄関に飾ってみました。明日から3月。ひな祭りに間に合いました。
季節のお花を合わせてみました
雛人形に季節のお花を合わせてみました。私の持っている花器では、お雛様には少し大きかったかな。様々な用途で使えるように、陶芸教室ではこれから先、いろんなデザインの花器を増やしていきたいなぁ。頭の中ではもう2つ3つ、作ってみたいデザインが浮かんでいます。
3月3日 ひな祭り
3月3日雛まつり。和菓子屋さんを覗(のぞ)いてみたら、道明寺と桜餅がいつもよりもたくさん店頭のショーケースに並んでいました。今日はたくさん売れるんでしょうねぇ。お内裏様(おだいりさま)とお雛様(おひなさま)どうぞ召し上がってくださいませ。昔から変わらない色とりどりの雛あられも添えてみました。ぐっと雰囲気が出て子供の頃を思い出すひととき。
お雛様を作った工程については以下の記事で紹介しています。
3回目の陶芸教室では季節物のお雛様作りに挑戦しました。初めてのことだから難しいのか簡単なのかわからなかったけど、思っていたよりも細かい作業工程がいろいろあって先生の力をお借りしながら、まずは男雛づくりに挑戦しました。難しいながらもだんだんと…
陶芸教室に通いはじめて4回目。雛人形の女雛づくりに挑戦しました。女雛は髪の毛、リボン、柄付きの着物、冠、扇と、細かいパーツがたくさん。着物や髪は型紙を使ってタタラ粘土をカットしたり、白化粧でおしゃれをしたりと、初心者の私には難易度の高い工程がたくさんありました。