陶芸をはじめて丸3ヶ月が経とうとしています。まだまだあれも作りたいこれもやってみたいと楽しみは膨らむいっぽうです。今回は挑戦したかったランプシェードを作ってみたいと先生に相談してみたところ、もちろん快諾。「やってごらんなさい」のいつもの力強い一言で背中を押していただきました。
ランプシェードのデザイン画を描いてイメージ
「ランプシェード、どんなデザインが作りたいの?」と先生。ろうそくを入れるので、受け皿と本体を作りたいと言ったところ「ろうそくは、もしものことがあって火事になったりしたら大変だから、ライトを入れて使えるものにしたほうがいいわよ」といわれて、それもそうだな、とライトを入れて使えるものを作ることになりました。
「まずはデザインを大まかでいいからスケッチしてみてね」
まずは3ミリのタタラで底を作る
こんな感じでと、サラッと描いた絵を見て先生が「底は後で抜くんだけど、3ミリの底をタタラで作って、その上に粘土を重ねて作っていくんだよ」と教えていただいたとおり、3ミリのタタラを手びねりろくろの上に作ってランプの大きさにカットしました。
粘土を積み上げる
細長く紐を作ってタタラの上に積み上げていく。指で摘んでいい厚さに伸ばしながら上へ上へ。以前は、積み上げるに従ってどんどん開いていってしまい、ベロベロになってしまったけれど、粘土を締めながら伸ばしていくといいということを先生に教わってから、あまり広がらずに積んでいけるようになった気がします。
最後は穴を閉じるように粘土を縮めていくと…
自分が作りたい高さに到達したところで、口を閉じていくように傘になる部分を形作っていくのだけれど、ここから先生が手を加えてくださり、最後に小さな穴を残して形ができた。それでこの穴を塞ぐんだな…と思っていると先生が「ここで面白いのを教えてあげるから見ててね」と言ってメモ用紙を1枚くるくるっと丸めて穴の中に入れた。
風船をふくらませるように空気を入れる
紙のストローを作って最後に残った穴の中にセットして、空気が逃げないように塞ぎながら「フー!」っと息を吹き込むと、ドームが自然な形にふっくらとなった。「どう?わかる?」「はい、わかります!」こんな技もあるんですね~。いつも勉強になります。
穴を塞いで形を整える
空気が入ってふっくらと形が整ったドームの口をふさぎ、そのまま木べらを使って形を整えていきます。サイドや傘の形も整えて、固めていきます。手で持っても形が変わらなくなるくらいが目安。
底を抜く
ここでタタラで最初に作った底の部分を抜いてしまいます。ピンでぐるっとカットしてスポット抜きました。中はまだまだ削れるほどの厚みがだいぶあります。ドームを手に持ち、らっきょうを使って斜めに削ぐようにしながら全体を均等な厚さになるように削っていきました。きれいになったところで1回目のシェードランプづくりは時間が来てしまいましたので、この日は発泡スチロールにしまって帰りました。次はいよいよ明かりを通す穴を開けていきます。
ランプシェード2日めはポンスで穴をあける作業
シェードランプ作り2回目はいよいよドームに明かりとりの穴を開けていきます。穴あけ作業は、「ポンス」という金属でできたストローのような棒でゆっくりと行います。力まかせに押し込むと、作品が割れてしまったり、ヒビが入ってしまうので、クルクルと指先で回しながら穴を開けます。
自分がやりやすいように行えばいいのですが、私はまず、大まかに鉛筆でラインを引いてから、バランス良く、大きなポンスを使って開けていきました。
乾き過ぎを防ぐための濡れタオル
作業中、作品が乾きすぎてしまうと、穴あけ作業がスムーズに行えなくなってしなうので、濡れタオルをかぶせながら適度な湿気を保ちます
穴をあける作業は根気の作業
。穴をあける作業は、ポンスに詰まった土を一回いっかい取っての作業なので、なかなか早くは行えず、思った以上に根気のいる作業になりました。
穴のほかにラインを入れてみた
思った感じに穴を開け終わったのですが、空白の部分になにか物足りなさを感じ、穴がない部分にカンナで波のような模様を入れてみることにしました。ここは下書きなしの一発勝負。
ドームの頂点にも彫刻
ランプシェードの上の部分も寂しい感じがしたのでここにも彫刻を入れました。いかがでしょう。
形作り完成~乾燥
穴あけと彫刻も終わり、こちらで形作りは一応完成です。あとは素焼きを待ってしばらく棚の上で乾燥です。
1ヶ月後、飴釉を掛け本焼きを終えたランプシェードが完成です。作った時はまん丸だったはずだけど、本焼きまでの間に熱で少し歪んだ感じがありますが、無事完成しました。灯りを入れた様子は後日お伝えします。