陶芸教室6回目。お雛様に釉薬をかける作業を済ませて、そのあとは信楽の土を使った作品作りに取りかかりました。できたものはなんと薪窯で焼いてくださるそうで、めったにできない体験にわくわくです。信楽の土は薪で焼くというだけあって荒々しく、焼き上がりがとても楽しみです。

午前中の作業

雛人形の釉薬つけ

雛人形に釉薬をかける作業から始まった今回の陶芸教室。釉薬をかけ終わったお雛様はこれで本焼きを待つばかり。お雛様に釉薬を掛ける作業は1時間ちょっとで終わってしまったので、お昼までにはまだ少し時間が残っていました。なにかもう一作業できそう。

信楽の土は荒々しいイメージ

荒土

前回の教室で「信楽の薪窯体験があるけど、良かったら作品を作って参加してみる?」と、お声がけいただきました。今回はその作品を作ってみようと思い、先生にお願いして信楽の土をいただきました。まずは土をこねる作業です。いつも使っているものよりもかなりザラッとしていて水分は多く手にくっつく。よく練ってまとめましたが、薪窯で焼くだけあってとても荒々しい感じがします。

お昼は町中華のタンメン

町中華タンメン

土を練ったとことでキリよく12時。お昼休憩の時間です。今日は陶芸教室のすぐそばの町中華屋さんでタンメンを出前していただきました。出前に時間がかかったと言ってゆで卵のおまけが付いてきて得した気分。タンメンもお野菜たっぷり、昔懐かしい味がとても美味しかった。余裕で完食した私の横で、いっしょにもやしソバの出前をとったスリムな女性は最後のほうになると「美味しいけれど、量がありすぎてもう食べられな~い」とギブアップ。

酒器セット

高台削り

40分間のランチタイムのあとは、信楽の作品作り再開。薪で焼くというので、少し厚目にどっしりとした片口を1つとおちょこを2つの酒器セットを作ることにしました。今回は電動ろくろで形をつくってから手びねり用のロクロで高台を削りました。

1つ目のおちょこは少し縦長に

信楽の土でおちょこ

2つのおちょこは形を少し変えて作りました。1つ目のおちょこは少し長めでスマートに作り、下のほうにクシを使って軽い模様を入れてみました。

もうひとつのおちょこは丸く

信楽の土でぐい呑

もう一つお個々を作りましたが、はじめのものよりも丸く短い形にしてみました。この2つのおちょこを使って日本酒を飲んでいることを想像しながら形を付けていきました。

片口にクシで付けた模様

片口作り

電動ロクロで挽いた器に口を付けて、片口の完成。先生がクシを使って波のような素敵な模様をつけてくださいました。単純な器がグッといい雰囲気になりました。

薪窯の楽しみ方

陶芸 ぐい呑と片口のセット

粗い土は扱いにくかったけど、なんとか酒器セットの形作りを終えました。先生のお話を聞くと、炎のそばで灰をかぶると緑になったり、炎のゆらぎがそのまま柄に出たりと、薪窯ならではの楽しみがあるそうです。私の作ったこの器も薪窯で焼いていただいて、どんな色に焼き上がってくるのかがとても楽しみです。